立正大学付属 立正中学校・高等学校

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理科

指導方針

今は「科学技術の時代」に続く「情報の時代」といわれています。「情報の時代」は科学技術の進歩もさることながら、必要な知識、情報がインターネットなどで簡単に手に入る時代です。その反面、得られた情報に対する信頼性を判断するための科学的、論理的思考が必要とされる時代です。理科では自然科学を通しての「科学的知識」の習得はもとより、「情報の時代」にふさわしい科学的、論理的思考のできる生徒を育てたいと考えています。そこで以下のような基本方針で指導していきます。

  • 「理科嫌い」といわれる生徒が増えている現状を踏まえて、理科に興味関心をもたせる授業を行います。
  • 「科学的なものの見方」をする、「覚えこむより理解」することに重点を置きながら、「基礎学力」の習得に努め、将来理科系の進路を目指す生徒にも配慮した授業を行います。
  • 授業内容を充実させるために、中学において高校の内容を取り入れた授業を行います。
  • 5年生より理系コースが設置されることから4年生は全員が同一科目の物理基礎、生物基礎を履修し、5年生より文系、理系の各コースにおいて進路志望に合った指導をします。

理科科のポイント

<物理> 筋道をたてて考える理由を重視した授業を展開

物理を学ぶうえで重要なことは、公式や実験結果を「理屈」として理解する力。「なんとなく答えがわかる」状態では、応用問題には太刀打ちできません。そのため物理の授業では、入試問題を解くためのテクニックだけでなく、基本をしっかりと論理的に扱うことができる力を養います。

<化学> 実験経験・計算力・レポート作成力を身につけることが目標

現在の入試に対応するためには、「図やグラフを解釈する能力」や「実験の経験」が必須。そのため授業では効率よく理解しながら覚えられるようにポイントをおさえ、計算は基礎問題を重視。実験では体験だけでなく、レポート作成力も養います。

<生物> 将来につながる探究心と入試対応の応用力を高める

生物学を通して好奇心を持たせ、将来につながる探究心を育てます。また、入試問題の多様化に対応できるよう、語句、計算力、実験・観察に関する基礎力を養成。演習では、大学・学部の出題傾向を踏まえ、論述問題を中心とした応用力を高めます。