立正大学付属 立正中学校・高等学校

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プログラム例

思考力&表現力向上プログラム

1時間目の開始前に設定されているショートホームルーム。生徒たちは、この時間に『コラムリーディング』と『1分間スピーチ』に取り組んでいます。
コラムリーディングは、新聞の社説やコラムなどからなるテーマ文を「自分の言葉でまとめる」ものです。その後、書いた文章をクラスメートの前で発表します。
1年生の段階では、原稿用紙の使い方や、字を丁寧に書くということを意識し、文章の読み方・まとめ方・話し方の基本を身につけます。学年が上がるにつれて、社会的・時事的・道徳的な内容をテーマにしたり、表やグラフを交えたデータ分析をしたりします。要約文については、文章量を自由にして個々の表現力を磨いていきます。
文章を読み内容を理解し、自分の言葉に置き換えながらまとめ、大勢の前で発表するという訓練に繰り返し取り組みます。グループディスカッションやディベートの機会も設け、相手の意見を聴く・自分の意見を伝える力を鍛え、思考力・表現力の向上へとつなげていきます。

コラムリーディング・1分間(3分間)スピーチ・ディスカッション・ディベート1 コラムリーディング・1分間(3分間)スピーチ・ディスカッション・ディベート2

下の画像は、横にスクロールしてご覧ください

R-PROGRAM
次のような力が身につきます
◉素早く要点を押さえる力

短時間で文章を読む訓練が読解力を向上させます

◉集中力・思考力・表現力

自分の言葉で表現する力が身につきます

◉プレゼンテーション力

生徒1人あたり年間5回以上の発表の機会があります

◉傾聴力(話を聴く力)

相手の話を聴く姿勢、言葉を理解する力が養われます

授業への集中力、教員の説明に対する理解力が向上しています。また、発表への慣れが授業中の発言につながり、授業が活発化しています。

リーディングマラソン

立正では、中学生・高校生の時期にたくさんの本を読んでもらいたいと考えています。文章に親しむことは、読解力や鑑賞力の向上につながり、身についた知識、広がる見聞は豊かな発想の源にもなるからです。
『読書ノート』は中学生に配布しているノートで、読書の記録をとるものです。書名やページ量のほかに感想記入欄も設けており、「考えながら読む」習慣を身につける効果を期待しています。また、読書の動機づけとして『リーディングマラソン』を開催しています。1年間を4期に分け、個人とクラス対抗で読書量を競います。

リーディングマラソン

職業講話

1年生を対象に、本校の卒業生が講演を行っています。1年生にとって「社会人」はまだまだ先のことですが、自らの進路を考えるきっかけとして「社会で生きること」「働くこと」について理解を深めます。社会で活躍している6~7名の卒業生たちが、自分たちの中学・高校生時代の話や、社会・仕事の話を伝えています。

職業講話

マナー講習

2年生の職場体験の直前に、その事前準備として実施しています。外部の講師の方を招いて、挨拶やお辞儀の仕方、言葉遣いなど、社会人としての立ち居振る舞いを学びます

マナー講習

職場体験・職業新聞製作

2年生の夏に30社前後の企業の協力をいただいて実施します。3年生でも職場体験を行いますが、比較的なじみ深い仕事や、学校から近く、通いやすい職場を中心として2年生の段階から行い、事前に受けたマナー講習を実践することで、社会の一員であるとはどういうことかを体験します。
中学生のキャリアデザインプログラムの狙いは「社会を知る」ことです。仕事の現場を目の当たりにし、興味のある業種についての理解を深める中で職業観を少しずつ育てていきます。
そして、その経験によって感じたことを新聞の形式で、立正祭において発表することにより、一連のプログラムとしています。

職場体験・職業新聞製作 職場体験・職業新聞製作

職場体験・体験報告会

3年生になると、それまでのキャリアデザインプログラムを一歩進め、3名程度の班に分かれて3日間のインターンシップに参加します。
職場体験は事前打ち合わせから始まり、生徒たちだけで企業を訪ねて、職場体験に必要な持ち物や集合時間、服装を確認します。協力企業の方から注意を受ける生徒もいますが、それも社会人経験の一部となっています。
1日4~5時間の経験ながら、会議に参加したり、店頭に立ったり、仕事を任せられることは、生徒たちにとって大きな刺激となります。思いもよらない作業や仕事を見つけたり、想像と現実のギャップに気づくことで、将来の目標が形づくられていきます。
職場体験後には、一人ひとりがレポートをまとめ、プレゼンテーションする『体験報告会』を実施しています。

職場体験・体験報告会1 職場体験・体験報告会2

進路学習(高校生対象)

立正では、「行ける大学よりも行きたい大学へ」を基本方針とした進路指導を行っています。大学進学自体を目標にするのではなく、大学で何を学び、その先の社会で活躍する自分をイメージできるよう「社会を知る→学問を知る→大学を知る」と段階的に進路を絞り込んでいきます。
4年生では、オープンキャンパスへの参加と現役大学生との座談会を通じて、進路意識を高めます。その後5年生、6年生と大学に対する理解をさらに深め、自分の目標にふさわしい進学先を選べるように導きます。

進路学習

高校3年間のキャリアデザインプログラムの流れ

4年生[高校1年]
オープンキャンパス参加

夏休み中に2つ以上の大学のオープンキャンパスに参加。レポートを作成し、進路意識を高めます。

キャンパストークライブ

現役大学生との座談会を通じて、大学生活のイメージをより具体的にします。

5年生[高校2年]
学部学科ガイダンス

大学の広報担当者を招き、校内に合同説明会ブースを設けます。将来の目標と学問とを結びつけ、進路選びのきっかけとします。

6年生[高校3年]
大学ガイダンス

関心のある大学をアンケートにより選出。大学の入試担当者にご来校いただき、各大学の特色等を詳しく聞かせてもらうガイダンスです。