立正大学付属立正中学校2026
5/28

国語科横田 朋佳 1年生のR-プログラムは、「他者に読んでもらう文章を書く」練習から始めます。話し言葉と書き言葉の違いといった正しい言葉遣いや、主語述語の関係など、文章表現の基礎を学び、読み手が納得する・読み手を説得する書き方に慣れていきます。コラムのテーマは、「学校に制服は必要か?」など、身近な話題を取り上げ、賛否を明らかにしながら自分の意見をまとめていくという論理構成が、「自分も書ける」と実感できるようにしています。 R-プログラムを通して、さまざまなテーマを深く考えることで知識と視野を広げ、「自分が何に興味があるか」に気づいてもらいたいと考えています。これらの経験は、将来、大学入試で必要となる志望理由書や自己PR書を書く力にもつながっていきます。伝わる実感・書ける自信を通して記述の苦手意識を払拭していきますFrom the TeacherR-PROGRAMRISSHO Junior & Senior High School 中学生全員に『読書ノート』を配付しています。書名やページ量のほかに感想記入欄も設けており、「考えながら読む」習慣を身につける効果を期待しています。また、読書の動機づけとして、個人とクラス対抗で読書量を競う『リーディングマラソン』を開催しています。 文章に親しむことは、読解力や鑑賞力の向上につながり、身についた知識や語い力、広がる見聞は豊かな発想の源になります。中学生・高校生の時期にたくさんの本を読んでもらいたいと考えています。04リーディングマラソン(読書ノート)

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る