立正大学付属立正中高2022
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RISSHO GUIDANCE 16生徒の表情をしっかりと見つめ「個」を大切にする指導を実践。学力、進学意欲、希望進路に合わせて柔軟にサポートします。フォローアップ講習生徒のニーズに応じた面談システムPOINTPOINT◉「できた自分」で終わらせて、次のステップにつなげる◉担任面談/教科担当面談/日常的なコミュニケーション手帳を活用した自己管理POINT◉学習習慣・生活習慣を身につける 立正では入学直後にスケジュール手帳を配布します。大切な事をメモに取り、帰宅してから読み返したり、日々の予定や学習計画を立てたりすることで、学習・生活習慣が身についていきます。また、手帳には学習時間を記録するスペースもあります。時間や回数といったデータは、自分を客観的に見ることに最適。結果と過程が見えると、具体的な自信や反省につながります。日々を振り返りながら、次のステップを自ら考えることで、自己管理能力が養われていきます。 小テストの点数が不十分な生徒や、課題の提出が遅れがちな生徒を対象に、日々の学習状況を見ながら、担任や教科担当者が必要だと感じた時に声をかけ、苦手科目や不得意科目の克服を目指して開講しています。個別指導形式で行うこともあれば、苦手科目が共通している生徒を集めて講義形式で行うこともあります。特に、夏期や冬期の休暇期間には集中的に実施します。 また、生徒から補習の要望がある時は、一人ひとりがしっかりと学力を伸ばしていけるように臨機応変の対応を心がけています。 生徒たちはそれぞれに悩みを抱えていることが多いものです。立正では、メンタル面でも生徒たちを支えることを大切にしています。生徒の表情を見ながら声をかける、生徒たちが相談しやすい雰囲気をつくる。年間の予定に組み込まれている面談以外にも、普段から言葉を交わす時間を多く持つことで、お互いに信頼関係を築けるように心がけています。 学習面では、大学受験が近づくに連れて教科担当教員が面談を設定する「教科担当面談」を導入しています。授業や補習等で生徒と接している教員が、生徒の希望進路を考えながら、より具体的なアドバイスを伝える機会としています。模擬試験を学習サイクルづくりに活用POINT◉「苦手分野」に目を向けて、振り返り学習を徹底する 中学3年間は、模擬試験を「基礎学力を測るためのテスト」と「応用力を測るためのテスト」の2種類に分けて年に複数回ずつ受験。高校生では、進学クラスは年4~5回、特進クラスは年7~10回の模擬試験を受験します。 立正では、模擬試験を学力のチェックだけでなく、自学自習の学習サイクルづくりの機会としても活用しています。模擬試験に向けて準備学習(予習)をし、受験後には振り返り学習(復習)をする。とくに低学年のうちは点数にとらわれすぎずに、不正解だった問題に注目するよう指導しています。 また、模試受験後は、直後に自己採点し、教科書や参考書を開きながら「満点答案」づくりに取り組みます。点数に一喜一憂することなく「なぜ間違えたのか」「どこで間違えたのか」を自分自身で振り返ることで、「これから自分が取り組むべき内容」が強く認識できるようになり、自学自習の姿勢が固まっていきます。■学習サイクルのイメージDoCheckActPlan次回の模試に向けて学習計画を改善計画に沿って学習を進め、記録模試の結果分析・学習記録の振り返り学習計画・学習目標の設定

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