
本校の音楽の授業は、生徒の適性にあわせ、バリアブルに対応しています。また中学・高校と、人生の中で一番感受性の強い時であり、より多くの状況から最大の効果が得られるように編成しています。
変声期など(男子にも女子にもあります)を考慮し、器楽合奏を歌唱指導と同様に行います。階名唱をソルフェージュ(本校独自の教材で視唱教本というものを使います)を利用し、毎時1、2題を5、6分で終え、その後は実際の実技を中心に展開しています。
歌唱教材も教科書を中心とし、平易なものを取り上げて大きな声で歌う時間を多く設けています。
外国の歌曲などはなるべく原語で歌います。これも、やはり本場の内容で歌わなければその曲の持つ魅力が半減してしまうからです。また歌唱教材の定着を促すために、リコーダーを使い、旋律や複旋律の習得を促し、後々の合唱指導に生かしています。その事から、子供たちも気づかないうちに実力が養成されています。
リコーダーを中心にしたクラスコンサートも、年に1回以上催しています。舞台としては小さいのですが教壇を利用し、音楽教室に多少の照明設備を設置し、雰囲気だけでも味わうことができます。
また鑑賞として、様々な作曲家の作品を聴きますが、まずは聞く態度の習得から行います。耳だけでなく、視覚からの定着を促すために映像資料などの鑑賞もプロジェクターを利用し、ハイビジョン型で視聴、充実させています。
中学3年生では「義務教育の完成」「広く社会性を持つ」という観点から、名曲といわれるものを30曲ピックアップし、作曲者・題名・その曲のイントロ部分の暗記などを行います。将来まで有効な教養は、頭の柔らかい時期に身に着けることが重要だと考えています。
中学1年生を対象に、武蔵野音楽大学の協力により、楽器博物館見学と、パイプオルガン鑑賞会をしています。また学年行事として中学1年生を中心とした学年音楽会を本学園の石橋湛山記念講堂で行っています。
授業としては、器楽分野にクラシックギターを導入しています。指導は多くがマンツーマンとなり、指導教員とのスキンシップを図ることができます。その事から、多感な高校時代をより良く生活する足がかりができると考えています。
鑑賞分野で他校に無い特色として、学年で数回、外部の演奏会場で鑑賞をしています。基本的には一般の観客と一緒ですので、マナーなどの問題で引率教員は気を使いますが、社会へ出て困らない姿勢の習得という一面も併せ持っています。又、首都東京という地便を生かした内容でもあります。
歌唱教材は基本的に古今の歌曲・オペラアリアが中心になります。やはり原語が中心となり、英語はもとよりイタリア語・ドイツ語・フランス語などの楽曲を取り上げます。
近年、女子の入学もあり、音楽関係への進学者も多くなりました。進学指導についても、進学先の入試内容により中学・高校のカリキュラムとは別に補講などを組んでいます。
進学実績としては、東京芸術大学、武蔵野音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽学部などがあります。
| 学年 | 平面の表現 | 立体の表現 | 授業時数(週) |
|---|---|---|---|
| 中1 | 構想画・ポスター | 版画・木彫書状箱 | 1時間 |
| 中2 | 構想画・ポスター | 版画・木彫鏡 | 1時間 |
| 中3 | 構想画・版画 | 木彫バードカービィング | 2時間 |
| 高1 | 構想画 | 版画・木工 | 2時間 |
| 高2 | 構想画 | 版画・木彫アルバム制作 | 2時間 |
| 高3 | (自主選択) | デッサン | 2時間 |
中学1年から中学3年まで、週1時間の「書写」の授業を通して、文字に対する理解を深めます。
「明治神宮全国少年新春書道展」・「広島県熊野町全国書画展」に出品し、多数入賞しています。
「校内書き初め展」、「文化祭書道展」を通して、書写・書道の技能を高めます。「文化祭書道展」へは高校でも継続して出品します。
「文部科学省認定硬筆・毛筆書写技能検定」を導入し2級合格を目指します。
「書道I・II」、「書道III」(6年自主選択)では、楷書・行書・仮名・漢字かな交じりの書を学習し、条幅・色紙・短冊、さらに写経・篆刻も取り入れて、書道芸術を通して、東洋の伝統文化に対する理解を深めます。
| 学年 | 教科書 |
|---|---|
| 1年 | 「中学書写1」(日本書籍) |
| 2・3年 | 「中学書写2・3」(日本書籍) |
| 4年 | 「書道I」(光村) |
| 5年 | 「書道II」(光村) |
| 6年(自主選択) | 「書道III」(光村) |

