
大学で、社会で輝いている卒業生たち。
立正の思い出について、彼らが必ず口にするのは「生徒と先生の距離の近さ」です。やさしく厳しくアドバイスをしてくれた先生。
自分でも気づかなかった才能を見抜いてくれた先生。自立心を育ててくれた先生。
生徒と先生の強い絆を感じながら、夢に向かって走り出した立正OB・OGの声です。
3年生の夏休みに参加したホームステイが進路選択の転機になりました。「自分の英語力がどこまで通用するか」を試したくて、過ごしたアメリカでの4週間は私の人生を変えたと言っても言い過ぎではないかもしれません。
ホームステイは挫折から始まりました。自分なりにモチベーションを高めて行ったのですが、いざホストファミリーを前にしたら頭の中が真っ白になってしまい、何も話せない状態に。落ち込みましたが、「どんどん話さないと来た意味がない」と考え、親切なホストファミリーの方々にも助けられながら、少しずつ会話ができるようになっていきました。自信と度胸、新しいことに挑戦する勇気が身についたことが、大きな収穫でした。すごく積極的な自分になれた気がします。ぼんやりと進路が見えてきたのもこの時期。生きている英語に触れたことで、外国の方々と意思を伝え合える語学の魅力に引かれていったんです。帰国後は英会話を学んでいくうちに、別の言語にも興味が出てきて、大学ではフランス語を学んでいます。大学生活に慣れてきたら、また留学に行きたいですね。今度はどんな発見があるか楽しみです。

思い出の場所は図書室。ジャンルを問わず、多くの本を読むことで知識の土台をつくり「自分の意見を持っている人」になることが目標。
高校時代の3年間、剣道部で汗を流しました。練習も厳しく初心者の僕は何度もくじけそうになりましたが、続けることで体力も精神力も鍛えられ、その「強さ」が受験勉強にもプラスになったと思います。クラブも頑張る仲間が多いから、自分も負けるわけにはいかない、と気合いが入る。こうしてクラブと勉強を両立できることが立正の良さだと思います。友人やクラブの先輩・後輩にも恵まれ、本当に素晴らしい学校生活を送ることができました。友人たちとは、一生つきあっていきたいです。
大学では、社会科の教師を目指してしっかり勉強すると同時に、友人作りやアルバイトなどを通して、人としての経験を積みたい。実は教師になりたいと思ったのは、立正で素晴らしい先生方と出会えたからなんです。進路を決めるときも、ただ頑張れと励ますのではなく、「教育学部に進むことだけが教師への道じゃない、こんな選択肢もあるぞ」と具体的なアドバイスを何度もいただきました。一人ひとりの生徒の夢を実現するために、これほどまでに親身になってくれるなんて、と先生方にはただただ感謝。「教師」という仕事の素晴らしさと奥深さを実感しました。だから僕の理想とする教師像は、立正の先生方なんです。

6年生のときの担任で剣道部の顧問でもある三浦(社会科)と再会。
卒業しても途切れない絆が、思い出話に花を咲かせます。
修学旅行などの行事や友だちとのたわいもない会話、立正祭の実行委員に参加したこと、放課後遅くまで勉強していたこと…。毎日が本当に楽しくて、「あっという間の6年間」だったことを卒業した今、感じています。
クラブはチアリーディング部に所属していました。6年間続けて、5年生の後半からはキャプテンを務めさせていただきました。チアの魅力は、みんなで力を合わせて技を完成させていくことだと思います。練習がある日はもちろん、練習がない日も一緒にいることが多い部員たちと、コミュニケーションをとりながら、でも馴れ合いにならないように切磋琢磨しながらプログラムをつくりあげる。ミスなく技を披露できて、お客さんが喜んでくれた瞬間の嬉しさは言葉では表しきれません。6年生の最後の大会では、ダンスが終わった途端に涙がこぼれてしまい「キャプテンだからしっかりしなくちゃ」と思うものの「このメンバーでダンスすることが終わる」寂しさに耐えきれませんでした。後輩たちからもらった色紙は大切に保管しています。卒業後は薬剤師を目指して千葉の大学に進学。講義が難しくて、くじけそうになるときは、励ましの言葉がいっぱいの色紙からパワーをもらっています。

練習のようすを見に行くと、あたたかく迎えてくれるチア部の仲間。とくに連絡をしていないのに同級生と出会うこともしばしば。